2010年9月30日木曜日

ついでにご紹介 『小屋丸 冬と春』

ドキュメンタリー・ドリーム・ショー、ユーロスペースでの上映いよいよ明日までとなりました! (その後、一週間おいて、ポレポレ東中野で後半戦がスタートです)

今回は番外編。ドキュメンタリー・ドリーム・ショーのすぐ後、10/2(土)〜ユーロスペースで公開されるドキュメンタリー映画 『小屋丸 冬と春』を紹介します。(私、Hが宣伝で関わっている作品でして・・・宣伝も兼ねてすいません)



フランスを代表する現代美術アーティスト、ジャン=ミッシェル・アルベローラさんが、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」に参加したときに訪ねた、新潟県十日町市の小屋丸地区という場所に惚れ込み、完成させた作品です。長編の映像作品は、初めてというアルベローラ監督の想いがつまったモノクロの映像が素晴らしいんです。

ドキュメンタリーに詳しい方は、おそらく同じ新潟で撮られた佐藤真さんの『阿賀に生きる』を思い出すことでしょう。 ただ、アルベローラ監督は『阿賀に生きる』を観ていないそうで、その偶然のシンクロがおもしろいですね。
ドリーム・ショーでドキュメンタリーの魅力にはまった方、もちろんドキュメンタリー好きにも観ていただきたい作品です。

そして、『阿賀に生きる』のカメラマン、小林茂さんから『小屋丸 冬と春』に寄せていただいたコメントで紹介を閉じたいと思います。
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生きて死ぬ知恵をもったにんげんたち。その顔、声。安心感が湧いてくる。
これは『阿賀に生きる』の先を掘り進んだような映画である。
----小林茂(映画監督・映画カメラマン/『チョコラ!』『阿賀に生きる』) 

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2010年9月29日水曜日

『真昼の不思議な物体』『第三世界』 コン・リッディーさんトーク

9/27のアピチャッポン監督作品『真昼の不思議な物体』『第三世界』の上映、『真昼の不思議な物体』の上映素材がDVDに変更されたにも関わらず、たくさんの方々にご来場いただきありがとうございました(お立ち見でご覧になった方失礼しました)
やっぱり、カンヌ映画祭パルムドール効果なんでしょうか??

山形映画祭ディレクターの藤岡さんから会場で説明があった上映素材変更のご説明を致します。
現在、上映可能な『真昼の不思議な物体』の英語字幕入りの35ミリフィルムは、山形映画祭が収蔵しているプリント、世界でたった一本だけなんだそうです。カンヌ受賞以降、世界中の映画祭でアピチャッポン作品の上映機会が増えて、その山形のフィルムが世界中を旅している状況があります。9月にサンパウロ映画祭で上映があって、ユーロスペースでの上映までに戻ってくる予定でしたが、諸事情で上映日までに到着しませんでした。申し訳ありません。また、次の機会に・・・。

そして、本題、タイの映画評論家で映画監督のコン・リッディーさんトークの模様です。
アピチャッポンの作品を見続けてきたコンさんのお話し、興味深かったです。海外向けに映画を作っているのではないかというタイ国内での批判、バンコクという都会ではなくタイの地方をテーマにしているアピチャッポン独特の視点などなど。アピチャッポン監督の身近で、そしてタイで観てきたからこそのおもしろいお話しでした。

そのコン・リッディーさんが共同監督のひとりとして制作した『改宗』(YIDFF2009 アジア千波万波で上映)もドキュメンタリー・ドリーム・ショーで上映されます。タイ国内でのイスラム教をテーマにした作品です。
トークを聞いて俄然、観たくなりました。 ぜひご覧ください。

2010年9月28日火曜日

9/30(木)はまさにヤマガタ!!

「死神博士の栄光と没落」
9/30(木)のドキュメンタリー・ドリーム・ショーのプログラムは、まさにヤマガタ!!という一日です。

ソクーロフフラハティワン・ビンジャ・ジャンクーユー・リクウァイエロール・モリス

と監督の名前を上げただけでも、錚々たる顔ぶれ。

一日中、ユーロスペースでどっぷり浸るのがオススメです!

タヒミック・プログラム上映作品

10月11日(土・祝)16:00〜の「タヒミック・プログラム」の上映作品を決定しました!

『フィリピンふんどし 日本の夏』(1996年/39分)
我が子を撮り続けて20年(ビデオサラダ 3人の息子+1)』(2009年/20分)

なかなか鑑賞機会の少ないタヒミック作品。
カメラと共にフィリピンと家族の根っこを描いてきた
プライベート映像ワールドをどうぞお楽しみに。

『ナオキ』上映後ナオキさん登場!

25日土曜日の『ナオキ』上映に、主人公であるナオキさんが、朝一番の新幹線で山形から駆けつけてくれました!
被写体としての自分、山形映画祭や監督とのやりとりのウラ話など、
ドキュメンタリーの上映後にはめったに聞けない興味深いトークとなりました。




次の上映は、次回、10月13日(木)16:00ーポレポレ東中野です。
ナオキさんもまた東京にいらしてくださいます!
未見の方、ぜひお誘い合わせのうえ、いらしてください。

2010年9月27日月曜日

おすすめ作品 その7 『アレンテージョ、めぐりあい』


 ドキュメンタリー・ドリーム・ショーとほぼ同時期に開催されている「ポルトガル映画祭2010」。渋谷と京橋を行ったり来たりという方もいるようです。私も観たいのですが、まだ行けておりません。
そのポルトガル映画祭とドキュメンタリー・ドリーム・ショーを繋ぐ一本が、ユーロスペースでの最終回に上映されます。

『アレンテージョ、めぐりあい』は、2007年のインターナショナルコンペティションで上映され、山形市長賞(最優秀賞)を受賞しました。そしてこの年の審査員のひとりがポルトガルの映画監督、ペドロ・コスタでした。
この作品はペドロ・コスタが教えを受けた、ポルトガルの詩人(そして映画監督でもある)、アントニオ・レイスが魅せられたポルトガル南部のアレンテージョ地方の風景と村民達を描いています。映画の中には「ポルトガル映画祭2010」でも上映されるパウロ・ローシャの『新しい人生』が引用されています。たくさんの村人たちが役者としてこの映画に出演していて、映画の撮影風景を懐かしく振り返ります。
そういう映画史的な観点から観てもおもしろいのですが、一番響くのは、なんと言っても村人たちの唄です。 「レイスさんが、私たちを見つけてくれた」と言いながら唄うおばあさんの声にグッときました。音楽とりわけワールドミュージックに関心のある人が見ても楽しめるはずです!

10/1(金) 21:15@ユーロスペースで上映があります。

2010年9月26日日曜日

お詫び:『真昼の不思議な物体』上映素材の変更

9月27日(月)18:45の回『真昼の不思議な物体』は
プリント輸送の都合によりDVDでの上映に変更させていただきます。
お客さまにはたいへん恐れ入りますが何卒ご了承くださいますよう
お願い申し上げます。

2010年9月24日金曜日

キアロスタミと山形映画祭

「クローズアップ」
山形映画祭とイランの映画監督、アッバス・キアロスタミとの繋がりは、1991年の第二回の映画祭に遡ります。この年の山形映画祭で特別招待作品として上映された『クローズアップ』に驚いた人は多かったと思います。当事者が当事者自身を演じ、一本の映画が成立してしまう。ドキュメンタリー/フィクションの枠を越えたサスペンスと生々しさに溢れた作品です。

その後、93年の第三回の山形映画祭にキアロスタミは審査員として参加します。
この時に上映されたのが『トラベラー』と『パンと裏通り』。『トラベラー』はサッカー見たさにテヘランの競技場を目指す少年を描き、『パンと裏通り』はお使いでパンを買った子供が大きな犬に道をふさがれて通れない様子を見つめます。サッカーの試合に間に合うのか、パンを届けられるのか、見ている方もハラハラ、ドキドキします。

初めてキアロスタミの作品を観た時の驚きをどう言ったらいいのか、難しいです。
ただ、観てくださいと言うしかありません。初めての人はもちろん、観た方も何度でも。

キアロスタミ作品の上映は、9/26(日)@ユーロスペースです。

おすすめ作品 その6 『私はファン・ホフレル(ヴェルテル変奏曲)』

2001年のインターナショナルコンペティションで上映された『アンゲロスのフィルム』のフォルガーチ・ペーテル監督の最新作です。




『アンゲロスのフィルム』はギリシャのある家族の歴史を描いた作品でした。『私はファン・ホフレル(ヴェルテル変奏曲)』はペーテル監督の故郷ハンガリーの旧家ファン・ホフレルの250年の物語を描いています。
「家族」から読み解く一国の歴史というのが ペーテル監督の一貫したテーマなのかもしれません。
ハンガリーという国は、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』で知られるタル・ベーラをはじめ個性的な映画作家を生み出しています。 大国の狭間で揺れるハンガリーの歴史が何かしら影響しているのかもしれません。

おすすめ作品 その5『RiP! リミックス宣言』

昨年の山形映画祭で一番話題になった作品と言えば、何と言っても『RiP!  リミックス宣言』ですね。
山形映画祭で配られていたステッカー

著作権・知的財産権とは何か? この作品は問いかけます。
監督のブレッド・ゲイラーもパネリストで参加したヤマガタでのシンポジウム「映画監督って何だ!」も映画監督に著作権があるのかを巡って大論争になりました。


著作権・知的財産権の問題は、ドキュメンタリー映画も無縁ではありません。ドキュメンタリー映画をどういう方法で世の中に出していくのか? この映画を問いかけているとも思います。

かっこいい音楽もガンガン流れる『RiP!  リミックス宣言』。「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」の予告編で使っている曲は様々な既成の楽曲をサンプリングしてオリジナルの音楽を作り出す 「ガール・トーク」のナンバーです。


『ダストー塵ー』ビトムスキー監督インタビュー


ビトムスキー作品の上映に雨の中、たくさんの方のご来場ありがとうございます!!
『ダストー塵ー』おもしろかったですね。地球上に存在する最小の単位は塵(粒子)なんですよね。宇宙の始まりもまた塵。ビトムスキーの自在な語りが圧巻でした。世の中には埃の収集家までいるとは!(笑)。膨大なリサーチの上に成り立っていると思われる作品でした。

wepサイトflowerwildに 『ダストー塵ー』ビトムスキー監督インタビューの詳細なインタビューが掲載されています。ご参考になれば。

『ダストー塵ー』は、9/27(月)16:15@ユーロスペースでもう一度上映されます。お見逃しなく。

2010年9月23日木曜日

ドキュメンタリー・ドリーム・ショーは全作品 日本語字幕付きです

Twitterなどで、日本語字幕がないと思われている方がいるようですので改めてお知らせします。

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」は全作品 日本語字幕付き(あるいは日本語が原語)です。

ちなみに、日本語字幕と同時に英語以外の作品は、英語字幕も入っております。

ぜひご来場ください。

2010年9月22日水曜日

おすすめ作品 その4 『アムステルダム・グローバル・ヴィレッジ』

山形映画祭の人気作のひとつ『アムステルダム・グローバル・ヴィレッジ』が登場です。
97年のインターナショナルコンペティションの作品です。

オランダを代表するドキュメンタリー作家、ヨハン・ファン・デル・コイケンが自らの故郷、アムステルダムの移民達の世界を描くロードムービーです。
残念ながら、コイケンは2001年に亡くなってしまいました。

と書いていて、山形映画祭で上映される作品は、移民問題を扱ったものが多いですね。
ただ、その描き方は様々です。

この作品も4時間を超える上映時間です。上映時間、ロードムービーという形式から『ルート1』と見比べてみるのもおもしろいかもしれません。

9/24(金)11:15@ユーロスペース での上映です。一回だけです。

『オート*メート』のレアアイテム

去年の山形映画祭で配られていた、インターナショナルコンペティション作品『オート*メート』のシールです。


カワイイですよね。映画の方も観てみてください。

そういえば『RiP!  リミックス宣言』もステッカー配ってましたよね? どなたかお持ちの方いらっしゃいますか?

2010年9月21日火曜日

おすすめ作品 その3 ビトムスキーとモグラヴィ



今回のドキュメンタリー・ドリーム・ショーで、一番見応えのある一日(他の日もどれも見応えはありますが、その中でも一番)は、9/23(祝)の「名匠たちの技と巧み/ハルトムート・ヴィトムスキーとアヴィ・モグラビ」 ではないかと思います。

ヤマガタ縁の、それもとびきり個性的なふたりの監督の作品を一日で満喫できます。

(2002年に開催されたビトムスキー特集のチラシ)


ビトムスキーは、アーカイブドキュメンタリーという分野に入るんでしょうか、過去の様々な映像素材を用いて、長編のドキュメンタリーを作り上げる希有な作家です。今回は、代表作『第三帝国アウトバーン』と昨年の山形映画祭のインターナショナルコンペティション作品『ダストー塵ー』を上映します。

モグラビは、イスラエル人という自分自身のアイデンティティを動機に、イスラエルとパレスティナ問題を描く、怒れる闘士。
日本のドキュメンタリー作家、森達也さんも自著『ドキュメンタリーは嘘をつく』の中で『ハッピー・バースデー、Mr.モグラビ』について書かれています。ドキュメンタリーとフィクションの境目とは何なのか? そんなことを考えながら観るとモグラビ作品の意図が見えるかもしれません。YIDFF'99優秀賞受賞作『ハッピー・バースデー、Mr.モグラビ』と昨年のインターナショナルコンペティション作品『Z32』が上映されます。

9/23・・ワクワクしてきます!

おすすめ作品 その2 『生まれたのだから』


「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」のチラシの表紙にもなっている『生まれたのだから』。山形映画祭ディレクターのFさんが惚れ込んでいるブラジルを舞台にした映画です。
(良い写真が多い映画ですので、チラシとは別の写真をアップしてみました)

昨年の山形でもっと話題になってもおかしくなかった、とFさんはおっしゃっていました。
(こんなに贔屓すると怒られる方もいるかもしれませんが・・・ちなみに私、Hは未見です。今回観ます。すいません)

9/21(火)18:45@ユーロスペース
9/25(土)16:15@ユーロスペース での上映です。

掲載情報 『チェック・ザ・チェンジ』


boid.net主宰の樋口泰人さんが『チェック・ザ・チェンジ』についてブログで書いていただきました。
80年代末のニューヨークのジャズシーンを描いたこの作品。第二回(1991年)の山形映画祭のインターナショナルコンペティションで上映された作品です。今回は貴重な上映となります。9/25(土)21:15@ユーロスペースが最後の上映です。お見逃しなく。

9/25(土)『ナオキ』主人公の佐藤直樹さん来場!!


9/25(土)am11:15@ユーロスペースの『ナオキ』上映に、主人公の佐藤直樹さん来場の予定です。昨年のヤマガタでも大人気だったナオキ節、ぜひ生でどうぞ!

2010年9月20日月曜日

おすすめ作品 その1 ロバート・クレイマーについて

作品が多過ぎて何を見たらいいかわからないという方のために、宣伝担当Hの独断と偏見のおすすめ作品書いてみます。


まずは、ヤマガタにとっても重要な映画作家のひとり、ロバート・クレイマーの『ルート1』
4時間を超える上映時間のせいか、未見の方が意外と多いこの作品。
記念すべき第一回の山形映画祭のインターナショナルコンペティションで上映され、山形市長賞(最優秀賞)を受賞しました。

故郷アメリカに戻ったドクという主人公が、カナダからフロリダに至る、ハイウェイ・ルート1を辿るロードムービーです。
ドクは医者(ドクター)で、もしかしたら、ドキュメンタリーのDocもかけられているのかもしれません。このドクは、ロバート・クレイマーの分身のような存在で、クレイマー自身も半亡命生活を送ったフランスから、生まれ故郷のアメリカに久しぶりに戻ってこの映画を撮りました。

とにかく見てもらうしかない傑作です。ルート1を南下する中で出会う、アメリカの様々な様相と人々。
クレイマーの眼に、再び出会ったアメリカがどう映ったか。いまのアメリカとどう違うのか、あるいは変わっていないのか。ぜひご覧ください。

9/21(火) 11:15@ユーロスペースでの上映です。

さらに、9/21(火)は、ロバート・クレイマーも参加した、アムネスティ製作のオムニバス『忘却に抗って』の上映もあります。ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドワイヨンなど、名立たる作家たちがの貴重な作品群をお見逃しなく!(特に、個人的に記憶に残っているのは、ジェーン・バーキンの監督作なんです)

Twitter ドキュメンタリー・ドリーム・ショーのハッシュタグあります

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」始まりました。ご来場いただいた皆さまありがとうございます。
ご覧になった作品はいかがでしたでしょうか?

ご覧になった方々の感想が読めるように、「Twitter」のハッシュタグを作ってみました。
みなさんのつぶやきに、下記のハッシュタグをつけてください。(#の前に半角スペースを入れるのをお忘れなく)

#dds2010 

お待ちしてます!

2010年9月17日金曜日

いよいよ明日から開催です!!

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2010」いよいよ明日から開催です。

昨年の山形映画祭インターナショナルコンペティション大賞受賞『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』で幕を開けます。

更に、ユーロスペースの2館ある劇場のお隣では、同じく昨年の山形映画祭インターナショナルコンペティションで上映された『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』も絶賛上映中です。

ユーロスペースは“ヤマガタ”一色の2週間となります。

ユーロスペースでお待ちしております!!

2010年9月15日水曜日

イベント キャンセルのお知らせ

●10/13(水)13:30 @ポレポレ東中野『改宗』上映の際のコン・リッディー監督のトークは都合により、中止となりました。

ご了承ください。 

コン・リッディーさん、9/27(月)18:45 @ユーロスペース、10/17(日)13:30@ポレポレ東中野のトークは予定通り行われます。

アピチャッポン監督のカンヌ映画祭 パルムドール受賞作が公開!

ドキュメンタリー・ドリーム・ショーで「第三世界」と「真昼の不思議な物体」が上映されるタイのアピチャッポン監督のカンヌ映画祭パルムドール受賞作「ブンミおじさん(仮題)」(ムヴィオラ配給)が、来春、東京・渋谷のシネマライズを皮切りに全国で公開されることが決定したそうです。めでたいですね。

その前にドキュメンタリー・ドリーム・ショーの「王兵(ワン・ビン)の世界、アピチャッポンの原点」で予習をどうぞ!!

お詫び

「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京2010」の公式ホームページが、8/14(火)の夕方くらいから、8/15(水)未明まで繋がらなくなっていました。技術上のトラブルが原因です。申し訳ありませんでした。

2010年9月13日月曜日

あいちトリエンナーレにヤマガタゆかりの作家たち登場

ミニ特集「大陸インド、夢の王 アマル・カンワル」のアマル・カンワル監督の映像作品が2本、
開催中のあいちトリエンナーレ2010に招待されています。
現代アートの分野でも南アジアを代表するその存在感に目を見張ります。
http://aichitriennale.jp/artists/contemporary-arts/amar-kanwar.html
開催日程 2010年8月21日 ~ 2010年10月31日

A LOVE STORY
The film A Love Story is a miniature narrative in four acts where time becomes fluid as the image is distilled to it's inner self. The film lies at the fringe of the expanding Indian city, a world of continuous migration and therefore of continuous separations. It is in this terrain of separation that A Love Story is located. This film can also be seen as an offering to mainstream cinema, a space where we often lose ourselves in the repetitive spectacle of grand love stories.
(5 minutes 37 seconds , 2010)

HENNINGSVAER
Henningsvaer is about being in exile and the thin line that can exist between paradise and prison. Filmed entirely through glass, this film is located on the famous cod fishing island of Henningsvaer in Norway in the Arctic Circle.
(15 Minutes, 2006)

DDS2010でアマル・カンワルの上映は
http://www.cinematrix.jp/dds2010/amarkanwar.html
「外部の季節」
「稲妻の証言」
「夢の王」
「予言の夜」

ちなみに、DDSで『真昼の不思議な物体』『第三世界』を上映する
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品もトリエンナーレの映像プログラムで上映されるようです。
http://aichitriennale.jp/artists/video-programs/apichatpong-weerasethakul.html
2010年09月28日~2010年10月10日
上映されるのは『世紀の光』(2006)。

2010年9月9日木曜日

9月18日『革命の歌』上映時、スペシャル・プレゼント!

DDSオープニングのレイトショーを飾る9月18日(土)21:15〜『革命の歌』
上映時に、スペシャル・プレゼントがあります。
先着 100名様に、フィンランドのバッグ・ブランドカンパニーとして
 人気急上昇中のGolla(ゴッラ)より携帯、デジカメグッズにぴったりの
 アクセサリーを特別ご提供頂きまして、プレゼントいたします。

2010年9月8日水曜日

王兵(ワン・ビン)監督の新作がベネチア映画祭に!

【王兵の世界、アピチャッポンの原点】で『鉄西区』と『鳳鳴(フォンミン)―中国の記憶』が上映される王兵監督の最新作が開催中のベネチア映画祭コンペティション部門で6日にサプライズ上映されました。


まずは、前作の渾身作を見ながら、新作が日本で見れるのを待ちましょう!
『鉄西区』と『鳳鳴』の上映日等はこちらから。

2010年9月2日木曜日

予告篇をアップしました!

予告篇がこちらからご覧になれます。
躍動感たっぷりの作品群の様子をお伝えします。

山形国際ドキュメンタリー映画祭2011の作品応募開始

山形映画祭2009のラインアップを中心とした
DDS2010が開催されますが、9月1日から2011年に向けた
作品募集も始まりました。
詳細は公式サイトの情報をご覧下さい。
http://www.yidff.jp/2011/entry/11entry.html

公式サイトオープン!

お待たせいたしました。
公式サイトをオープンいたしました。
内容も充実のボリュームたっぷりの上映作品情報を
縦横無尽に探ってみてください。