2001年のインターナショナルコンペティションで上映された『アンゲロスのフィルム』のフォルガーチ・ペーテル監督の最新作です。
『アンゲロスのフィルム』はギリシャのある家族の歴史を描いた作品でした。『私はファン・ホフレル(ヴェルテル変奏曲)』はペーテル監督の故郷ハンガリーの旧家ファン・ホフレルの250年の物語を描いています。
「家族」から読み解く一国の歴史というのが ペーテル監督の一貫したテーマなのかもしれません。
ハンガリーという国は、『ヴェルクマイスター・ハーモニー』で知られるタル・ベーラをはじめ個性的な映画作家を生み出しています。 大国の狭間で揺れるハンガリーの歴史が何かしら影響しているのかもしれません。
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